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ライナーノート:「艦上の生活者」

C81 川上稔作品合同誌に寄稿させていただいた小話
「艦上の生活者」の解説? というか裏話となります


今回のタイトルである「艦上の生活者」は自分で名づけております。
むしろ今までショコラさんに放り投げてしまっていたので本当申し訳ない限りです。


さて、今回のお話ですが、かなり糖度が高めの甘いお話となっています。

最初に頭の中にあったのは
武蔵上の一般生徒視点で4上の大久保が起こした生徒総会に対する思い
を書けたらなぁと思っていたところ

違う立場の二人がそれぞれの意見を言い合う形にしよう

それじゃあ戦闘系のキャラと非戦闘系キャラを作ろう

あれ、キャラクターを作ったら勝手に動き出したぞこいつら?
というかバイト巫女がアグレッシブすぎだ、あれぇー!?

と、よくわからない過程を経て生まれた作品です。
ほぼ半日で最終稿に近いものが出来上がっていた、という自分にとっても恐ろしい話でした。
ノった時に自分はどれだけの質の文章をどれだけ書けるのか、というひとつの指針にはなったような気がしますが、
正直二度目は早々無いだろうなぁ、というぐらい手早く書きあがった作品です。



すべての元凶は巴ちゃん。こいつの責任です。
えぇ、こいつが乙女回路をぎゅんぎゅんまわしてしまったせいで
一貫して最初から最後まで糖分過多の話になってしまいました
コンセプトとしては「待つ者」
戦いに行く人を見送り、帰る場所を守り、出迎える人間。
彼女が作中で何度も積み重ねを思うのは、それだけ不安を得ている事の裏返しです。
いやしかし世話焼き通い妻などなんともニッチな属性になってしまったなぁ……
まぁここらへんは作者の趣味がモロに反映されているわけですが。
浅間神社でバイト巫女として働いているのは完全に後述のカサネの設定から決まりました。
またバイトでやる程度の巫女なら戦闘能力も無いだろう、と。どこぞの砲撃巫女が特殊すぎるだけだと思いたい。
巴という名前は、本文最後の方のくだりを考え付いたあたりで決定した名前です。


対して受身のカサネくん。
大体こういう世話焼きヒロインの相手役は超鈍感というのが世のセオリーですが
こいつは自然にサラっと相手を喜ばせる行動ができる人間です
だからこそタチが悪かったりもするのでしょうが、今回の話では関係ありません。
彼は戦うための力も持っているので前線へと行きますが、
それも巴が後ろにいるということを自覚してこそ戦える、そういう部分は少なからずあるので
巴には本当に感謝している模様
彼の本来の技能は本文中でも触れましたが鍛冶、作刀が生業です。
金属を叩く槌の音を奉納とし、作刀する際に必要な繊細な感覚の獲得、運動補助等の加護を得ます。
戦闘時には打ち鳴らす音を奉納して身体強化や自身が打った作品限定ではありますが武装の強化加護も得られるようになっています。
あの世界は各企業がブランドを持ち武具の作成を行っていますが、日々のメンテナンスはさすがに
地元の専門職がやっているのでは? と思いこのような職業と相成りました。
立ち位置としては機関部の人たちに近いのではないでしょうか。
本業は鍛冶師なのに整備仕事の方が多い、というのは企業に所属していないからこそなので、
そのうちどこかのブランドに就職するというのも考えているかもしれません。
というかそういう設定があると面白いかもね。

武蔵の住人たちに関しての細かい設定は決まっているのでしょうが
語られていない部分も多くあるので、妄想していて楽しい部分でもあります。

カサネくんは一応モデルとなった刀匠がいるのですが、はて資料が手元にない……
一応活躍していた時期と照らし合わせて矛盾が無いようにはしています。
しかし歴史上の偉人ならともかくこういう方面の人たちは多分聖譜にも記述されていないのではないでしょうか。


しかしこの二人、「なんか最終決戦で片方がいなくなり、残った片方がずっと帰りを待っている」とか
そんな未来になりそうだよね、という感想をもらって……
えぇ、すんなりと想像できました。どうみても死亡フラグが立っています。
あれですよね、某月のお姫様のナイチチツンデレ妹ルートにそんな最後ありましたよね。
七夜のナイフを握り締めて紅葉の中立ち尽くすお嬢様。あのルートだ……っ!

行方不明になったカサネ、その名前が刻まれた短刀を胸に抱き、工房で彼の帰りを待ち続ける巴。せつない。

原作の今後の展開次第ではありますが、この二人は是非とも続きを書いてみたいと思います。
キャラが立っているので愛着もある、といった感じです。
次はカサネくん視点で巴をどれだけ大事に思っているのかを語るのも面白いかなと思いますが、やっぱり糖分過多な話になりそうです。

プロットも無く全体像だけを決めて落ちも考えずにキャラクターの動くままに。
こんな書き方でも案外まとまるものなのだなぁ、と思ったりもしたり。
これ以上のテキスト量になると読むほうも大変になるので、これぐらいのボリュームが寄稿するにはちょうどいいのかなぁ、と個人的には思っています。

一応タイトルも「武蔵という航空都市艦で生活をしている人」という意味で「艦上の生活者」としましたが
「感情の生活者」でも割と内容としては変じゃなかったかなーとも思ったり。
題名決めは難しいですな。


思い返してみると初の女性視点モノですな、これ
あっさり書けた割にはチャレンジブルだなこの話……
それもこれも巴というキャラのおかげです。いやこの子動かしやすいんですよ
当社比だと聖夜の衛士に出てきた半竜のリィク並かそれ以上に勝手に動きます
キャラが立つというのはこういう事なのだろうか

製作上の裏話としてはこんな感じかと。
書いた後に体調を崩してしまった為、実質去年最後の作品となります。
カレーSFも設定・プロットまでは出来ているので
今年は体調を戻しながらそれを書きつつ調子を見ていく感じで。
4月の第二回川上稔オンリーも是非参加したいところですが
体を気遣いつつになるので今年は活動としては少々大人締めにいくかもしれません。
そこら辺も含めて予定は未定といった感じですが、お付き合い頂ければと思います。



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